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2020.09.30

新潟・庄内を楽しもう!これから楽しめる新潟発着の列車の旅

  • 皆様こんにちは。新潟トラベルのテツです。
  • 2020年10月~12月までの間、JR東日本さんでは『新潟県・庄内エリア アフターディスティネーションキャンペーン』を開催するそうです。
  • というわけで、今回は秋!これから楽しめる新潟発着の列車をご紹介したいと思います。

日本海美食旅(ガストロミー)とは

  • ガストロミーとは“美食学”のこと。
  • 美味しいのはもちろんですが、その土地に内包された歴史や文化を尊重し、表現し、昇華させた料理を意味するそうです。
  • たとえば、MAXとき316号(新潟10:17発→東京12:27着)、MAXとき321号(東京12:40発→新潟14:49着)の車内では、新潟の旬の素材を使った『ニイガタ スムージー』の販売が始まっているようです。
  • ・9月:いちじく
  • ・10月:柿
  • ・11月:日本梨
  • ・12月:ル・レクチェ
  • ・1月:さつまいも
  • ・2月:人参
  • ・3月:いちご
  • という、その時期ごとにイチ押しの味が車内で楽しめるなんて面白そうですよね!
  • ただし、平日は限定10杯、土休日は限定20杯だけの販売だそうなので、早い者勝ちですよ…!

現美新幹線:世界最速の芸術鑑賞

さてお次は、現在定期運行されている列車をご紹介していきます。

  • 現美新幹線は“走る美術館”とも言われています。
  • 外観デザインは映画監督で写真家の蜷川実花さんが手掛け、黒を基調とした車両に長岡市の花火が躍る車体はとっても華やかです。
  • また、現美新幹線の停車駅(JR新潟駅・JR燕三条駅・JR長岡駅・JR浦佐駅・JR越後湯沢駅)では、現美新幹線&新潟の風景のイラストパネルも設置されています。
  • この現美新幹線では、13号車がカフェスペースになっています。
  • お菓子研究家『romi-unie』のいがらしろみさんが監修した『十日町すこやかファクトリー』が手掛けたスイーツと、燕三条で人気の『ツバメコーヒー』を楽しめます。
  • ★カフェメニューの一例:佐渡バターの笹団子風ケーキ・雪下人参のキャロットケーキ・佐渡クリームチーズのレモンケーキ・コーヒー・カフェラテ・ビール他
  • 2016年4月29日に運行開始したこの列車も、新型コロナウィルス感染症の影響でしばらく運休していましたが、8月1日から運行再開しました。
  • そして残念ながら2020年12月19日がラストラン!!
  • みなさんはご乗車されましたか? …実は私、まだなんです。
  • ところでみなさん、現美新幹線運行終了の理由は何だと思いますか?
  • 答えは、車両の検査期限切れのようです。
  • もともと、秋田新幹線E3系を改良した列車が現美新幹線です。
  • 改造したE3系R19編成は2002年製造。高速走行で車両への負担がかかる新幹線は、平均寿命15年と言われています。
  • お疲れ様でした、現美新幹線!!

ちなみにラストラン特別企画として、オリジナルポストカードをプレゼントしているようですよ!

海里 KAIRI:新潟・庄内の食と景観を楽しむ列車

  • 2019年10月5日デビューの海里も間もなく運行から1年です。
  • 『海里』運行開始1周年を記念して、2020年10月3日に新潟駅の新幹線ホームではセレモニーも開催されるようですよ。
  • ご興味のある方、そして電車好きのちびっこは楽しみですね!

・下り / JR新潟駅10:12発→JR酒田駅13:20着

・上り / JR酒田駅15:00発→JR新潟駅18:31着

※11/21・11/23・12/5~2/28の運転時刻は、上記と異なります。

  • この列車名とロゴですが、新潟県と庄内地方にある豊かな海と山の美味しいものや景色を楽しんでもらえるように、“海”と“里”を取り入れて『海里』と名付けたのだそうです。
  • 海里のマークは“結”の精神を形に籠めた水引をモチーフに、雪の結晶を表現しています。
  • この列車はディーゼルハイブリッド車両HB-E300系、4両1編成で定員が86名です。
  • ●1号車は切符(乗車券+指定席券)で乗車可能です。2人掛けのリクライニングシートを中心とした30席での編成です。海・越後・庄内平野・出羽三山の様々の景色を楽しめるよう、座席は窓側に向けて設計されてます。
  • ●2号車も切符(乗車券+指定席券)で乗車可能です。こちらの車両は全席4名掛けのコンパートメントシート32席で編成。フルフラットで足を伸ばせるので楽ちんです。
  • ●3号車は売店・イベントスペースです。『新潟の食』『庄内の食』を販売する売店では海里オリジナル商品やドリンク・お菓子を取り揃えています。乗車記念として、3号車には記念スタンプを設置していますし、車掌さんが日付入りスタンパーを持ってご案内をしています。楽しそうですね!
  • ●4号車は旅行商品をご予約いただくとご利用いただけるダイニング車両です。具体的に言いますと、JR切符(乗車券+指定席券)と食事・お飲み物がセットのツアーとなります。11月乗車分までは既に発売済みですが、まだご予約可能です。12月から2月分の旅行商品の発売は10月下旬の予定です。

この4号車の下り(新潟→鶴岡・酒田間)のお食事は、新潟でも有名な3つの料亭のお弁当をお楽しみいただけます。運行スケジュールによって食べられるお弁当が異なるのですが、うーん、どれも豪華で目移りしちゃいますね。

  • ちなみに簡単に料亭のご紹介をしますと、
  • ●『料亭 新潟 鍋茶屋(なべぢゃや)』
  • 百年料亭。創業は江戸末期(1846年)です。県外、海外の方にも広く親しまれており、昔ながらの木造三階建ての主屋は有形文化財にも登録されています。
  • ※百年料亭:『建物及び周辺施設等が百年以上の歴史を持ち、更に今も営業を行っている料亭』 出典:百年料亭ネットワーク
  • ●『日本料理 行形亭(いきなりや)』
  • 百年料亭。創業は江戸時代中期、元禄時代です。300年以上の歴史を持つ料亭です。
  • ●『料亭 一〆(いちしめ)』
  • 看板料理は“鰻”。2020年12月より海里の冬のお弁当に登場します。
  • また上りの酒田・鶴岡→新潟間でのお食事は、庄内レストラン『アル・ケッチャーノ』のお弁当です。
  • こちらのレストランは2000年創業。奥田政行シェフのイタリアンを四季折々のメニューでお楽しみいただけます。
  • もちろん1号車、2号車利用の場合でも、予約すればお弁当を注文することも出来ますよ。
  • 下りの新潟→鶴岡・酒田間でも『海里特製加島屋御膳』1,800円や、上りの酒田・鶴岡→新潟間では『海里特製庄内弁』2,100円を、乗車1ケ月前から申し込み出来るそうです。
  • 海里のコンセプトである“新潟の食”と“庄内の食”を体験できるお弁当。ぜひ食べてみたいですね! 
  • また海里のおもてなしとして、ご乗車の際に安全祈願と出発の時をお知らせするため銅羅を鳴らします。
  • ご乗車の際にはよく注意して聞いて下さいね。「か・い・り」と3回叩くそうですよ!

  • これから秋に向けて紅葉などを楽しめる臨時列車などもございますので、引き続きご案内できたらと思います。
  • そしてくれぐれもお出かけの際には、新型コロナウィルス感染予防のためマスク着用など「新しい旅のエチケット」に注意をして、感染リスクを避けてお出掛け下さいね!