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2021.01.07

春の七草

▲ 七草がゆ(イメージ)
  • こんにちは、新潟トラベルのハルです。
  • 令和3年が始まって早1週間、皆様いかがお過ごしでしょうか?
  • 本日は1月7日、七草がゆの日ですね!
  • 七草とは、地域差はあるものの一般的に『芹(せり)・薺(なずな=ペンペングサ)・御形(ごぎょう=ハハコグサ)・繁縷(はこべら=ハコベ)・仏の座(ほとけのざ=タビラコ)・菘(すずな=カブ)・蘿蔔(すずしろ=ダイコン)』のことで、秋の七草が観賞目的のものばかりであるのに対し、春の七草は食用とされる植物がラインナップされているのが特徴です。
  • 七草がゆを食べる理由も、一年の無病息災を願うとともに、お正月の暴飲暴食で疲れた胃袋に、優しいおかゆで休息を…などと言われています。

が、本日現在一面雪景色の新潟県、ダイコンやカブくらいならまだしも、どう考えても先程書いた内の半数以上が、露地では入手困難であることは否めません。

  • いや、ちょっと待った、もしかしたら旧正月で考えてみると大丈夫なのでは?
  • 旧正月とは、月の動きを反映した太陰暦由来のお正月のことで、毎年日付が移動します。
  • 中国や韓国とはじめとしたアジア圏では、この頃になると例年1週間程度ホテルや観光地が大混雑するため、旅行会社たるもの、こういった現地の祝祭日を把握しておくのは大切です。
  • さて、今年2021年の旧正月はというと…2月12日(金)
  • …ん? 例年より多少遅めではあるものの、やはり新潟ではちょっと難しいかも…(+_+)

しかし、『緑の乏しい寒中にとって食べ、邪気を払い、縁起を祝った中国の古い風習が日本にも伝えられ、春の七草になったといわれる。』とのことから、現代人の感覚では健康志向かも知れませんが、かつて七草がゆは医食同源の滋養食であったと同時に、大切なお米や新鮮な野草の入った“ごちそう”であったとも考えられます。

  • いずれにせよ、今も昔も今日は“体を労わる日”、なのかも知れません。
  • 皆様も寒い日が続きますが、ご自愛ください。