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2021.01.13

雪国 新潟の忠犬「タマ公」

▲ 新潟駅構内のタマ公像

こんにちは、新潟トラベルのハルです。

  • 成人式の週末は大雪に見舞われた新潟県。
  • 連休明けの今週中は、降雪自体はようやく一息といったところのようですが、まだまだ大量の雪に囲まれていることに変わりはありません。
  • 亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、除雪作業や車の運転はくれぐれも無理をせず、引き続きご自愛くださいますようお願い致します。
  • さて、気温が上がってくると、少しは雪も解けて減ってくれるだろうと期待をしてしまいますが、そうすると怖いのが屋根からの落雪や斜面での雪崩ですよね。
  • 毎年、雪かき中に屋根から滑り落ちてきた雪に埋もれたり、不慮の事故で亡くなられたりする方も多くいらっしゃいます。
  • 雪崩に巻き込まれて絶体絶命の時、かつて新潟の旧川内村(旧村松町、現在は五泉市)には、ご主人を2度も雪の中から助けて“忠犬”と呼ばれたワンちゃんがいました。
  • それが新潟駅構内や村松公園などに銅像がある「タマ公」です。
  • 以前、新潟駅探検記でもちょっとだけご紹介しましたが、昭和の初め頃、山で猟をしていて雪崩に巻き込まれたご主人を、自分の足が血だらけになるのも構わず必死で掘り返して救い出した越後柴犬の女の子です。
  • その忠犬ぶりが当時国内外の新聞やラジオで有名になり、県知事などから表彰されたこともあります。
  • 折しも今回のドカ雪は、すでに観測史上でも特筆すべき降雪量となっていますが、近年の少雪傾向から考えれば、タマ公が頑張った当時もきっと今日のように雪深い新潟県だったことでしょう。
  • 忠犬タマ公のような特別頼れる相棒がいない場合は、くれぐれも2人以上で雪かきをするなど、安全を心がけて作業されますようお気を付けください。